55番・大納言公任さん。「和漢朗詠集」の編者です。 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ もともとは嵯峨天皇の離宮だった、大覚寺で詠んだそうです。滝は枯れてしまったが、名声だけは流れ伝わって、今でも聞こえてくる。そんな懐古の情だそうです。 同音が多いですね。 たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれてなほ きこえけれ た=2 き=2 と=2 え=2 て=2 な=4 れ=3 こ=2 二た 二き と二 二えて な四 三れ こ二 歌 吹き(笛か酒)道風(書)不得手なし 未練 子に 公任さんは、歌、管弦、書のいずれにも優れていたそうです。 なんだ、自慢かい!
by ukiyo-wasure
| 2017-05-18 23:10
| 詩・文芸
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