また北斎ね。北斎はいっぱいネタがあってキリがないのです。シャモの絵でございますが、ぱっと見で気になるのが、羽がむしられていること。シャモは軍鶏ですから闘いのあとでしょうか。雌が「あんた、大丈夫?」という雰囲気です。「西瓜」が「かわたれどき」かもと書きましたが、蕪村にこういう句があります。「ゆふぐれもしらぬではなし羽ぬけ鳥」。「かわたれどき」は明け方の薄ボンヤリ時ですが、今度は夕暮れです。まあ大体午後6時頃としますと、なんとこれが「酉の刻」でございまして……。
by ukiyo-wasure
| 2016-12-21 13:21
| 美術
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
最新の記事
最新のコメント
検索
タグ
北斎(272)
村上春樹(253) 其角(252) 百人一首(243) 百田尚樹さん(221) 百田先生「きまぐれライブ」(216) 山頭火(210) 幻庵(164) 三島由紀夫(157) 乳母が絵解き(139) YouTube「新版・日本国紀」(133) 志ん生師匠(133) 源氏物語(129) 枕草子(127) 古今亭志ん生(120) 掌の小説(117) ねじまき鳥クロニクル(114) 深沢七郎(110) 枕詞(106) 奥の細道(104) ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||