古本屋さんがなくなっていく

 古本屋といっても、ブックオフとかじゃなくね。神田神保町にあるようところ。読まない本を整理しようと、行ってみたらなくなっていた。ヤフオクに出すのは面倒だし、文庫はかなり捨てちゃいました。文庫になっているのは図書館で借りればいいのです。捨てるに捨てられないのは全集。坂口安吾のファンだった時期があって全集がある。なぜ全集を買うかというと、単行本になっていないのは全集で読むしかないのです。
 あとはレアな本。全然人気がない本なので、これも図書館にありません。そういうのをネットで買って読むのですが、二回は読みません。期待はずれのものもありますしね。こういうのは、どこかにきっと、私と同じように探している人がいそうで、ちょっと捨てるのを躊躇します。
 それで、片付けながら、こんなの読んだっけと、たとえば三島由紀夫なんかね。パラパラとめくってちょろちょろ読んでみると、歳をとるというのは恐ろしいもので、文体がもうダメ。読んだ当時は、ああいう最期でしたから、スゴい人なのだろうという先入観があって、ワケワカメでも、自分に理解能力がないだけで、偉いことが書いてあるのだと思ったのでしょうね。「谷崎潤一郎論」なんか、今ちょっと読んだら、あーあ、解ってないなあなんてね。思いっきり言っちゃう。この世にいませんから平気平気。なぜわざわざ難しい言葉を使うんだ!と叱ってやりました。そうして、ゴミ袋にポン。ロバート・B・パーカーも、ポイ。寺山修司も、あざとさが鼻につきます、ポイ。恋愛と同じで、成長すると、何でこんな人に惚れたんだろうってなるのね。歌手とか役者のファンになって、やがて醒めるというか、他に好きな人ができて疎遠になって行くのと同じ感じです。
 しっかし、本って重いのね。ゴミ収集のお兄さんゴメンね。
 

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by ukiyo-wasure | 2016-05-03 00:42 | 日常 | Comments(1)
Commented by ukiyo-wasure at 2016-05-06 11:13
 コメントありがとうございます。ブログ拝見しました。素晴らしい毛並みの猫さんたちですね。ウチにも一匹いますが、ヨボヨボで毛玉だらけで、今にも化けそうです。

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