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雨ニモマケズ

 パソコンはとっても目に悪い。眼精疲労で頭が痛い、肩が凝る。そうなると、DVDもテレビも見たくないし本も読みたくない。
 というようなわけで、そうだ朗読でも聴いてみよう!と「宮沢賢治」。ちょうどI社さんから宮沢賢治の英訳本が出たという案内もいただいていた。賢治というと何だか心温まりそうなイメージですしね。リラクゼーションにぴったり!と思って二枚のCDを図書館から借りてきました。
 1枚は方言での朗読。これねぇ、ダメでしょ。東北出身のワタクシでもイミフでございました。東北の子どもたちは、国語の時間に教科書を読むときは訛りません!わざわざ方言で朗読する必要はないと思いましたね。
 それと「猫の事務所」という童話。これは、心温まるどころか、人間社会について考えさせられて暗い気持ちになってしまいました。「猫というものはバカだから〜」という表現はすなわち「人間というものはバカだから〜」ってことでしょうね。まったくごもっともです。その後、先の戦争に突き進んでいくわけですから。
 タイトルの「雨ニモマケズ」ですが、これまでずーっと、何という欲のない質素な暮らしだろうと思っていました。「玄米四合と味噌と少しの野菜」のところです。ところが、戦前の私小説や随筆で、食べる物もなく幼い子を背負って華厳の滝に跳び込むなんてことが、毎日のようにあって、一々新聞で取り上げないという当時の暗澹たる世相を知ると、質素というより贅沢なんでは?と思ってしまいます。
 意地の悪い深読みをすると、この人は「玄米四合と味噌と少しの野菜」をどうやって得ているのだろう?という疑問がわき起こる。いつも静かに笑っているとは、農民でも労働者でもないだろう。米は、育て収穫するのに大変な苦労を要する。野菜もしかり。また味噌だって、大豆を育てて茹でて味噌玉にして吊るして…。するってえとこの人は僧侶か、それともお金持ちの坊ちゃんで高等遊民か。うーむ、皆さま、どう思います?
 

 
 
 


 ◎販売中の「ナンプレJOY」(学研)に「連番禁止ナンプレ」が登場です!難問もありますので、もし「連番禁止」の解き方が解らないという方は、コメントくだされば解説させていただきますので、お気軽にどうぞ。


「連番禁止ナンプレ」の解説

「連番禁止ナンプレ」のルールは、スタンダードなナンプレと同じように1〜9までを一つずつ入れますが、さらに上下左右に連続する数字はNG! 2・3や7・8はダメ! 1・9はOKです。最初の問題盤面は12月16日に。

The rule of the consecutive-numbers prohibition SUDOKU.
Consecutive numbers, such as "2, 3", "7, 8", must not adjoin each other in all directions.

Ruehl
Un nombre continu ne doit pas avoisiner.
Par exemple, c'est "1, 2", "7, 8", etc
.



雨ニモマケズ_b0230759_16271315.jpg




 
コレを解かずしてナンプレを語るなかれ。「連番禁止ナンプレ」。なか見検索できます↓

http://www.amazon.co.jp/dp4905295068/


 生活情報誌“ちゃんと”のホームページで「連番禁止ナンプレ」を紹介しています。パズルファンの方はお訪ねください。↓
http://chanto.biz/number-place/number-place.html

 マグナム・ハートのパズルコーナーあります。「魚沼よみうり」
http://www.uoyomi.jp/


by ukiyo-wasure | 2014-01-26 17:04 | 詩・文芸 | Comments(0)
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