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カフェの絵

 夏休みが終わったら美術館もすくだろうから、上野や六本木に行きたいと思っていたけれど、ちっとも余裕がない。仕事で東京駅には2回も行ったのに、新しい駅舎を見ている余裕もない。来月こそ、芸術に親しむぞー。
 絵といえば、駅ビルにちょい気取ったケーキ屋がある。銀座に本店があって、マカロンとかミルクレープがウリ。ここは、他のカフェが満員の時間帯でも必ず席がある。なぜかというと高いから。このデフレ時代に、ケーキとコーヒーのセットが1300円くらいする。ちょっとしたランチの値段。
 ここに初めて入った時、なかなかオシャレなインテリアだなあと思うと同時に、あちこちに絵が飾ってあるのが、物凄く気になった。油彩なんだけど、全部同じ人が描いたとすぐ解る色使いとタッチ。気になったというのは「上手い」というのではなく、どちらかというとその反対だったから。キンピカの額にはまって、大きいのは50号以上もある。カラフルな建物の絵が多い。大胆なタッチ。とってもキレイなんだけれども、キレイなだけ。不思議なほど何もない。落語の「淀五郎」の言でいくと、どこが悪いというのではなく、いいところが一つもない。ーー描いた方、ごめんなさい!
 で、ウエートレスさんに聞いてみた。そしたら、やっぱり。画家ではなく、お店の内装をデザインした人だって。
 コーヒーカップのソーサーをひっくり返してみるとジノリ。ケーキのお皿もジノリ。食器に凝ってテーブルも床もこだわった。そして、壁には油絵が欲しい。しかしそれなりのプロの絵は安くても数十万。予算はないが、どうしても油彩画を飾りたくて、自分で描いたのでしょう。とはワタクシの勝手な想像です。
 下手な絵だとは思いましたが、デザイナーとしてのこだわりには感じ入りました。ポスターじゃダメ、本物の油彩。デザイナーですから絵心はあるでしょう。一応飾りとしての絵にはなっています。なるほど、だから建物の絵なのか…と納得。
 そのとき一緒だった家人いわく、
「あの店の人、絵を描いた人に、お客さんに誰が描いたか聞かれたって話すでしょ。するとさー、絶対、俺の絵もまんざらじゃないって自惚れるから」

 
 



「連番禁止ナンプレ」の解説
今度も初級です。簡単なのでぜひチャレンジを!「連番禁止ナンプレ」のルールは、スタンダードなナンプレと同じように1〜9までを一つずつ入れますが、さらに上下左右に連続する数字はNG! 2・3や7・8はダメ! 1・9はOKです。最初の問題盤面は9月12日に。
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コレを解かずしてナンプレを語るなかれ。どのパズル誌にも載っていない「連番禁止ナンプレ」。なか見検索できます↓

http://www.amazon.co.jp/dp4905295068/


 生活情報誌“ちゃんと”のホームページで「連番禁止ナンプレ」を紹介しています。パズルファンの方はお訪ねください。↓
http://chanto.biz/number-place/number-place.html

 マグナム・ハートのパズルコーナーあります。「魚沼よみうり」
http://www.uoyomi.jp/

by ukiyo-wasure | 2012-09-29 02:13 | 美術 | Comments(0)
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