今朝の新聞に「正しい日本語」のことが出ていまして。あーあ、耳がズキズキします。毎日のように辞書を引いているのに、ダメなんですよね、間違ってしまう。
「飛ぶ鳥後を濁さず」とか「口先三寸」とかね。ついやっちゃう。しかしです、仕事で江戸時代の言葉を調べていますと、言葉というものは「生き物」だと感じます。どんどん変化していくものだと思います。そして数日前に書いた「河童の屁」同様、大勢が使えばそれでもよしとなっちゃう。 「ふしだら」だって、もとは「ふだらし」つまり「だらしない」の意味だと聞いたことがある。五月雨や五月晴れも新暦になって意味が変りましたしね。 「立つ鳥」がなぜ「飛ぶ鳥」に、「舌先」が「口先」に、はたまた「ふだらし」が「ふしだら」になったのかと考えてみるにぃ、語呂じゃあないかと思う。言葉はまずは音として耳に入りますから。赤ちゃんが言葉を覚えるのだってそうだし。トブトリアトとタツトリアトでは後者は舌を噛みそうになる。クチサキサンズンとシタサキサンズンも。 それにねぇ、正しい日本語とかいいますが、いっちばんハナは、誰か個人が言出しっ屁。(「言い出しっ屁」の使い方は正しくはないけれど、シャレならこれでいいのです。) 方言も隠語もあるし、また身分・階級があった時代はそれぞれが違う言葉遣い。「主従」の読み方は浪曲ではシュウジュウですからね。 「正しい」といえば、クロスワードのカギなどで「科学的にまちがい」という指摘もある。これがまた悩みの種。 たとえば「車のオナラ、なーに?」で答えは「排気ガス」。すると「あれはオナラじゃない」という人が出て来たとして「ごもっとも」というしかない。 しかし「太陽は東から昇って」に「あれは昇っているのではなく、地球が自転しているのです」と来られると「ごもっとも」で流すわけにはいかない。クロスワードパズルのカギは、ワタクシとしては「文芸」という感覚ですから。数独のような論理パズルと一緒にされると、非常にやっかいもっかいことになります。 「連番禁止ナンプレ」の解説 今度も初級です。簡単なのでぜひチャレンジを!「連番禁止ナンプレ」のルールは、スタンダードなナンプレと同じように1〜9までを一つずつ入れますが、さらに上下左右に連続する数字はNG! 2・3や7・8はダメ! 1・9はOKです。最初の問題盤面は9月12日に。 コレを解かずしてナンプレを語るなかれ。どのパズル誌にも載っていない「連番禁止ナンプレ」。なか見検索できます↓ http://www.amazon.co.jp/dp4905295068/ 生活情報誌“ちゃんと”のホームページで「連番禁止ナンプレ」を紹介しています。パズルファンの方はお訪ねください。↓ http://chanto.biz/number-place/number-place.html マグナム・ハートのパズルコーナーあります。「魚沼よみうり」↓ http://www.uoyomi.jp/
by ukiyo-wasure
| 2012-09-21 12:28
| 言葉
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