植草甚一さん

 また新聞ネタですが、植草甚一さんのことが出ていた。この人の本、若い時はよく読みました。全然記憶に残っていないけどね。そうそう、エッセイが多いんだけど、やたらと買ったものの値段を書いていたことが印象に残っている。
 本棚の奥に一冊だけ「いつも夢中になったり飽きてしまったり」があった。懐かしいなあ、20代の頃だったかなあ。世の中は「アメリカ=カッコいい」真っ盛り、ジーンズ、ジャズ、ハードボイルドですよ。浪曲なんて若者にとっては何だろうか、クサイ、ダサイ、ビンボクサイ。そんなものだった気がします。もちろん好きだった若者もいたでしょうけれど。
 植草さんは明治生まれなのにとってもオシャレで、アメリカ的なものに精通していた。文章も軽く乾いた感じでね。パラパラと読み返してみると、

 師走のお天気は、しんせつで、二回とも日曜を晴れにして月曜を雨にしてくれた。それでぼくは第一と第二の日曜に原宿と渋谷と新宿をブラつき、月曜はうちで本を読んだり、きのうのことを思い出したりした。銀座のほうはウイークデーに寺山修司の「田園に死す」と岡本喜八の「吶喊」のATG試写があって、どっちもすっかり気に入ったので、そのホトボリがさめるまでブラついた。

 どうです?作文ならあちこち添削されそうな愛すべき文章でしょ。今ならフツーの人が書く、フツーのブログみたいじゃありませんか。

 あんまり昔のことで、ウィキで調べ直してみたら、収集していたレコードはタモリさんが譲り受けたんですね。


〈連番禁止ナンプレの解説〉完成。最初の問題盤面は4月2日に。 
「連番禁止ナンプレ」のルールは、スタンダードなナンプレと同じように1〜9までを一つずつ入れますが、さらに上下左右に連続する数字はNG! 2・3や7・8はダメ! 1・9はOKです。
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ようこそ、論理の森へ。どのパズル誌にも載っていない「連番禁止ナンプレ」。なか見検索できます↓

http://www.amazon.co.jp/dp4905295068/

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by ukiyo-wasure | 2012-04-20 22:21 | 詩・文芸 | Comments(0)
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