パズル作家の祖先?

 以前「雪=犬の伯母」という隠語を紹介しました。隠語辞典によるもので、盗人・香具師の隠語です。犬=密偵(刑事)で、雪には足跡がつくので、刑事と親しいという理由でした。今、渡辺信一郎著「江戸の知られざる風俗」を読んでいたら「雪=犬の伯母」が出てきた。しかし解釈が違う。隠語というより江戸時代の文化人(川柳をつくるような人々)には常識だったようだ。犬=密偵ではない。だって、一般人ですからね。子どもは伯母さんに会うと喜んではしゃぐ。犬も雪が降るとはしゃぐ。そういう理由だと書いてある。ふーん。まあ、どちらでもいいんですけどね。
 
  おば様は花のあにきのかこいもの

  犬千代の伯母を万代御献上

 この二つの川柳に出て来る「おばさん」はどちらも意味は「雪」。上の句の「花の兄貴」は梅のことで加賀藩。加賀藩は氷室に雪を囲っておいて真夏に将軍に献上したらしい。下も犬千代は前田利家の幼名。同じく雪を献上したことを詠んでいるんですね。
 
 話変って、同じ本に願人坊主が家々を回って「判じ物」「考え物」などというナゾナゾを売り歩いたというのが載っている。門付ですから売ったというより、一つかみの米を施してもらった。紙に書いてある判じ物を医者の家で薬ができるのを待つ間に解いていたが、結局解けなかったという話も出ている。病院の待合室で時間つぶしにパズルを解くようなもの。なーんだ、人間ってあんまり変っていないじゃん!

 

〈パズルの解説〉次はどこかな?最初の問題盤面は3月21日に。 
「連番禁止ナンプレ」のルールは、スタンダードなナンプレと同じように1〜9までを一つずつ入れますが、さらに上下左右に連続する数字はNG! 2・3や7・8はダメ! 1・9はOKです。 

b0230759_0352778.jpg

 

ようこそ、論理の森へ。どのパズル誌にも載っていない「連番禁止ナンプレ」。なか見検索できます↓

http://www.amazon.co.jp/dp4905295068/

[PR]
by ukiyo-wasure | 2012-03-22 01:24 | Comments(0)
<< リリィと優作 たった13個から始まるナンプレ >>