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曾良「何魚の〜」これもナゾナゾ句


これもナゾナゾ句です。


 何魚の かざしに置かん 菊の枝



岩波の解説では、ナゾナゾに答えてない!


ーーおそらく、この菊花の清潔さにふさわしい魚はなかなか見つかるまいよ、と興じたのであろう。


……だって。


ダメだなあ、先生。解るまで、死ぬほど考えてくださーい!!



「ペインレス」は20年かけて書いたということで、私も気合いを入れて、他の句は、マジ死ぬほど悩んで解いているんだけど、これは5分で解った。



「菊」とくれば「かげま」しかない。

前にも書きましたが「衆道」を象徴する花が「菊」。


「か」と「け」の間だからです。


「陰間」=陰郎=蜻蛉=トンボ



ここからは、Google先生に聞きました。


トンボマグロ=ビンチョウマグロ


「ビンナガ」ビンチョウマグロ


「何魚の?」の答えは「マグロ」



菊の節句は重陽です。

菊月は九月敬老の日がある。


菊は「長寿」をもたらす花だって。


ビンナガ、ビンチョウの「ビン」は「髭」

長寿の象徴です。


上手い!! 曾良ちゃんに座布団五枚!!

# by ukiyo-wasure | 2019-07-19 01:09 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

曾良「春の夜は〜」成田屋!


 
 春の夜は たれか初瀬の 堂籠(どうごもり)



岩波の解説では「初瀬」から「源氏物語」をイメージ。
「玉鬘」の長谷寺ですね。
さらに西行が昔の妻と出会う場面が……ナンタラカンタラ〜。



さて、これらをぜーんぶ無視して、



まず「春の夜」に引っ掛かる。

あまりにも定番というか、ありふれてるというか、蕉門のヒネた方々が、こういうワードで来るっていうのは逆に「何かありそう」なのです。


そして「たれか」です。

「奥の細道」の「象潟」の句、「料理何くふ」と同じ。


「誰か?」とナゾナゾ系。


答えは人物名でしょう。



「春の夜」といえば「値千金」

千金=千両

千両といえば「千両役者」

誰でしょう?



「堂籠」=とうろう=十郎


「の」を「団」と読めば完璧。


「の」=下ひ=かい=塊=かたまり=


*団をカタマリと読むって、はじめて知った!



「初瀬」=初世=初代



 千両役者とは、初代(市川)団十郎哉



「初代市川団十郎」


 



# by ukiyo-wasure | 2019-07-18 23:11 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

曾良「涼しさや〜」さらに硬派な世界へ


 涼しさや 此庵をさえ 住捨し


下五は「すみすてし」です。


此庵とは、芭蕉が「奥の細道」から帰って来た後、一時期住んでいた、近江にある庵。



「幻住庵」といって、門人の曲水(曲翠)が提供した。


さてさて、この曲水さん。

スゴい人だった!めっちゃ硬派。


菅沼曲水(曲翠)


蕉門のみんなに尊敬されていたんでしょう。

 
涼しさや=清しさや

此庵=小判

住捨し=十捨し=投捨し



 清しさや 小判をさえ 投捨し




*「清し」は「菅沼」の「清(すが)性」に掛かっていると思われます。


  
曲水さん、どんな句を詠んでいるのか興味津々。



 おもふ事 だまって居るか 蟇(ひきがえる)


 木がらしや 何を力に ふく事ぞ


 

語感、硬質で好き! 解釈は保留。








 

# by ukiyo-wasure | 2019-07-18 17:19 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

曾良「なつかしや〜」成金の金はメッキかな


これはウケた。テクニックも抜群。

曾良ちゃん、好き♥

其角とは別の魅力。メッチャ才能あると思う。


 なつかしや 奈良の隣の 一時雨



なつかしや=夏下四や=火山や=花散里(源氏)=橘や=蜜柑屋=紀伊国屋


奈良の隣=楢の木(金)になる=どんぐり


一時雨=通雨 

=天=転=クラッ=競 


「奈良」「楢の木」と、豪商の「奈良茂」にかかっている。


オモシロいテクです。


 紀伊国屋(奈良茂)とドングリの「通」くらべ




紀伊国屋も奈良茂も、当時の豪商です。芭蕉や其角は、彼らとつきあいがあった。


金儲けに人生を費やして「金持ち」になると、「芸術」が解るんだぞ!とか、芸人や力士、有名人と「知り合い」だぞ!とか、そういうことを求めるのだと思う。


何でも「金銭」という物差しで計る彼らは、「北斎の絵」も「芭蕉の短冊」も商品なのかもね。


同じタイプ、「名人長二」にも出て来ます。



余談ですが、志賀と川端。文豪といわれていますが、私は「エア作家」と思っている。


作品も代作っぽいのですが、対談などでの話題が「美術品のコレクション自慢」ばっか。真の芸術家なら考えられない。


創造者の心をまったく解っていない。




*追記

「隣」=「と」なり=「金」になる

 ちゃんと「成金」にも掛かっていた!




# by ukiyo-wasure | 2019-07-18 03:22 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

曾良「終夜(よもすがら)〜」忍者確定!!


 終夜(よもすがら)秋風きくや 裏の山


「奥の細道」の後半、山中温泉で「腹痛」のため芭蕉と別れ、現在の三重県の方へ行く。


別れの句が、


 行き行きて たふれ伏すとも 萩の原



「ペインレス」第一部が「奥の細道」の曾良の句と一致なんですが、この句だけ残していた。


「ねじまき鳥」では、第3部10章と一致。


腹痛だったら、普通はそこに留まるでしょ。

わざわざ石川県から三重県に行く?


「ねじまき鳥」の章の題名が「動物園襲撃」

1945年の中国での話。映画「ゆきゆきて、神軍」とからめている。


題名を解読すると、


「動物園」=けもの偏=「猿」の隠語

「襲」=かさね=下さね=し子(鼠)=し灰=芝居

「撃」=うち



 動物園襲撃=猿芝居打ち



まあ、そういうことです。


隠密である曾良に、別のミッションが入ったか。「アヘン密輸」「抜け荷」などの情報をいち早く報告するためか。



別れて一人、全昌寺での句がこの「終夜〜」


「よもすがら」=余(私)もすがら(ずっと)

「秋風」=しゅうふ=十二

「きくや」=聞くや

「裏の山」=心の三=じんの身=にんの身=忍の身



   俺も、十二歳から忍の身




カッコ良すぎるーーっ!



曾良ちゃんに、この曲を捧げたい。



「狼のテーマ」



芭蕉やその仲間たちは、どうゆう立場なんだ??





*追記 


この方のブログにオジャマさせていただきました。

曾良の十二歳時に注目。


「曾良のおいたち」









# by ukiyo-wasure | 2019-07-17 16:46 | 古川柳・俳句 | Comments(0)