人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北斎「女三の宮」じつは「夕顔」

北斎「女三の宮」です。

前に「手摺」が変!と書きました。

北斎「女三の宮」じつは「夕顔」_b0230759_01131779.jpg
アップでどうぞ。
北斎「女三の宮」じつは「夕顔」_b0230759_01132077.jpg

一番上の「横木」、立体感がない!


それも仕掛けの一つなんだけど、それ以上に、

この絵にはツッコミどころがあった。


この猫さん、数分後、ヤバいでしょ!


猫にヒモを付けちゃマズいって。



解説はコチラ。
北斎「女三の宮」じつは「夕顔」_b0230759_01132903.jpg

先生、ダマされてまーす。


猫を飼っている人は気づくでしょう。


このままでは、


   糸絡みそう!!



糸からみそう=ひと「下ら」みそう=独り身そう


 独り身そう=貞節そう=弟切草




弟切草は、「裏源氏」では「夕顔」。



前に書きましたが、太宰の「富嶽百景」も北斎の「富嶽百景」同様、「源氏物語」のメタファー。

富士に似合う月見草が、じつは弟切草。



で、手摺の方。


「夕顔」ではが重要なアイテム。


 横木が変=扇が縁



題名「女三の宮」の解読、いきまーす。


女三=九の一・三=十三=通さん


ここで、ちょい飛びます。



通さん=川止め=セン止め=千止め=血止め



弟切草は「鷹の血止め草」


「の宮」=下ね・く=禁句


  「女三の宮」=血止め禁句


*おなじみの「弟切草」の名前の由来です。




by ukiyo-wasure | 2019-02-22 01:57 | 美術 | Comments(0)
<< 北斎「源氏物語」花の宴じゃない! 北斎「雪中傘持ち美人」着膨れて... >>