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石原慎太郎「透きとおった時間」じつはロボットの話


これはビックリ!!


石原慎太郎さんの「透きとおった時間」

1956年「文学界」7月号に載った短編です


ラグビーの試合で首を骨折。身体がまったく動かなくなった「彼」が、死を前に回想やら何やら……。

なのですが、どうも変。不自然というか違和感というか。

よくよく読むとね、ロボットでしょ!!!


題名を解読します。

透きとおった=「すき」は和歌のお約束で「す棄」

「とおった」だけ残ります。

時間=じかん=ぢかむ=血が無

 
  通った血が無=血が通っていない




「スプートニクの恋人」第4章と一致です。


冒頭から「三四郎」プラレス3四郎」のことでしょう。

「北陸」というキーワードも一致。

他にも、ロボットと考えればしっくりくることが一杯出てきます。


ハルキストの皆様。ぜひ、両方読んでご確認ください。


by ukiyo-wasure | 2018-02-25 00:28 | 詩・文芸 | Comments(0)
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