前回までで「奥の細道」の芭蕉、其角の句が出尽くしました。 じゃあ、最後の章は何が書いてあるのか。 じつは、早くに確認済みでした。 やっぱしね!なのでございます。 ご確認ください。 「へそ曲がり」的な表現を紹介します。 誰もが、なぜこんなエピソード?と思ったはず。 鉄道の事故があって一日遅れてしまったのだ。 事故都合=自己都合 青い毛糸の帽子をかぶっていた。(笠原メイ) 帽着婦人=傍若無人 滑り止めのついた雪靴=金打ち=かなぶち=堅物 届いていなかった五百通の手紙=郵通(融通)がきかない そして、ラストのフレーズ。 僕は目を閉じて眠ろうとした。でも本当に眠ることができたのはずっとあとになってからだった。 後寝る=ごねる。 どこからも誰からも遠い場所で、僕は静かに束の間の眠りに落ちた。 天の寂=天の邪鬼 以上でおしまい。 信じてくれる人が、一人でもいれば嬉しいナ。 追記 綿谷ノボルとか、コルシカとか、すべて意味を含んでいると思われます。 それはもう、解きません。 私が村上春樹さんの小説を解読するのは、創作の秘密を暴こうとか、そういうことではありません。 問題は「奥の細道」の方です。 ずっと間違った解釈がなされているのでは?ということ。 まったく偶然に、同じ解釈をしたということに意味がある。 クロスチェックというのでしょうか。 科学の方の、たとえば地動説だって、つながりがない複数の者が唱えてこそ、信憑性が増すのでは。 クミコさんが、一日も早く帰って来ますように。合掌。
by ukiyo-wasure
| 2017-11-10 14:39
| 詩・文芸
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