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「ねじまき鳥クロニクル」は「奥の細道」完結編41


 前回までで「奥の細道」の芭蕉、其角の句が出尽くしました。

 じゃあ、最後の章は何が書いてあるのか。

 じつは、早くに確認済みでした。


 やっぱしね!なのでございます。


 ご確認ください。
 
 http://tamegoro.exblog.jp/27363448/


「へそ曲がり」的な表現を紹介します。

 誰もが、なぜこんなエピソード?と思ったはず。


  鉄道の事故があって一日遅れてしまったのだ。

 事故都合=自己都合


  青い毛糸の帽子をかぶっていた。(笠原メイ)

 帽着婦人=傍若無人


  滑り止めのついた雪靴=金打ち=かなぶち=堅物

 
 届いていなかった五百通の手紙=郵通(融通)がきかない

 
 そして、ラストのフレーズ。

 僕は目を閉じて眠ろうとした。でも本当に眠ることができたのはずっとあとになってからだった。


  後寝る=ごねる。


どこからも誰からも遠い場所で、僕は静かに束の間の眠りに落ちた。


  天の寂=天の邪鬼


  
以上でおしまい。

信じてくれる人が、一人でもいれば嬉しいナ。



追記 

 綿谷ノボルとか、コルシカとか、すべて意味を含んでいると思われます。

 それはもう、解きません。

 私が村上春樹さんの小説を解読するのは、創作の秘密を暴こうとか、そういうことではありません。

 問題は「奥の細道」の方です。

 ずっと間違った解釈がなされているのでは?ということ。

 まったく偶然に、同じ解釈をしたということに意味がある。

 クロスチェックというのでしょうか。

 科学の方の、たとえば地動説だって、つながりがない複数の者が唱えてこそ、信憑性が増すのでは。

 



 クミコさんが、一日も早く帰って来ますように。合掌。


 

by ukiyo-wasure | 2017-11-10 14:39 | 詩・文芸 | Comments(0)
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