奥の細道「あかあかと」


「奥の細道」当地(金沢)を後にしつつ途中の吟 。


 あかあかと 日は難面(つれなく)も 秋の風


これ、多くの解釈は「夕景」なのね。


「おさまり」悪くないですか?


「つれなくも」が、どうもね。薄情という意味ですよね。

誰に恨み言? 太陽ですよね、秋の風じゃなく。




みんな、ダマされてるって。


秋の風=お約束通り野分。前は「余分」に変化。

和歌のテクで「つれない」とくれば「後朝の別れ」のイメージです。

野分=夜分=夜明け


 あかあかと 日はつれなくも 夜明けかな


裏にあるのは「別れ」。だから「つれない」が意味を持つ。

おませな高校生の皆様、経験ありますよね。


「オレ、帰えんなきゃ」

「学校なんかサボりなよ」

「寝癖やべえ。ドライヤーかして」

「じゃあ、ソラくーん、別れのチュッして」



芭蕉の場合は、滞在した金沢の人たちとの別れでしょう。

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by ukiyo-wasure | 2017-10-13 15:44 | 古川柳・俳句 | Comments(0)
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